ピサンキ pysanky

ピサンキはウクライナに伝わる、ろうけつ染めのイースターエッグ。日本ではあまり知られていませんが、私は子供のころに出会って魅せられて以来、ずっと作り続けています。

キストカという道具に蜜蝋を入れて火で溶かしながら線を描き、染料につけて染めることを繰り返し、卵の殻に精緻な模様を染め付けていく手工芸です。

動物、花、十字架、魚、鳥、幾何学模様など、それぞれの模様に象徴的な意味があり、祈りを込めて古くから作り続けられてきました。家族や友人と作ったものを交換したり、好きな男の子に送ったり、お墓に供えたり、納屋に飾って家畜が子供たくさん産むように願ったり、家を建てるときに地面に埋めたり、いろいろな場面でおまじないのように使われています。

 

ピサンキ作りの材料や道具、テキストなどを、オンラインショップで扱っています。また、自宅にてピサンキ作りの教室も開いています。詳細は  Class のページへ。(写真をクリックで拡大)

クラフトスタジオカラクサは、飯野夏実が主催する、東京都台東区の工房です。陶器、ピサンキ、アクセサリー、モザイクなどを制作しています。こちらのサイトではこれまでの作品紹介や展覧会のお知らせをしております。どうぞゆっくりご覧ください。

 


■ ピサンキ教室、2024年3月までの日程をアップしました。「Class」のカテゴリー をご覧ください。

 

■ 2024年3月1日から17日まで、表参道のZakka +Bar DEARYOU というお店に食器200点ほど並びます。